窓外から聴こえてくる雨音で目が覚める。地面に叩きつけられる水滴のその音は、「今日もきっとロクな1日にはならないぞ」と告げているようで、不思議と心地がよかった。もう、この日をなんとか生き延びるということしか考えられない。1年後どころか、来週、明日のことすら考えられないし、考えたくない。考えることを全身が否定する。そんな状態で耳にする雨音は、とても心地がよかった。